2014年02月21日

日の入りが早い

そら.jpg
インフルエンザめっちゃつらかったです
posted by inou at 17:37| Comment(0) | おむ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月12日

卒論日和


街角.JPG

 初めまして、日本文学科4年のおむです。

 日本文学科日本文学専攻らしい話をすると、私の一番好きな作家は近現代通して梶井基次郎です。
 彼の作品の一つである「冬の蠅」にこんな一節があります。

溪の向こう側には杉林が山腹を蔽っている。私は太陽光線の偽瞞をいつもその杉林で感じた。昼間日が当っているときそれはただ雑然とした杉の秀の堆積としか見えなかった。それが夕方になり光が空からの反射光線に変わるとはっきりした遠近にわかれて来るのだった。一本一本の木が犯しがたい威厳をあらわして来、しんしんと立ち並び、立ち静まって来るのである。そして昼間は感じられなかった地域がかしこにここに杉の秀並みの間へ想像されるようになる。溪側にはまた樫や椎の常緑樹に交じって一本の落葉樹が裸の枝に朱色の実を垂れて立っていた。その色は昼間は白く粉を吹いたように疲れている。それが夕方になると眼が吸いつくばかりの鮮やかさに冴える。(冬の蠅 1)

 死ぬほど美しい描写ですなあ〜。
 すぐ影響される人間なので、この小説を読んで以来暮れの光とそれに照らされる風景が好きです。


 ところでこの「冬の蠅」を題材にした卒業論文が終わりません。うわーーーー
posted by inou at 16:17| Comment(0) | おむ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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